起業をめざす真知子のブログ

これから起業やフリーランスになることを考えている人や、既に起業したりフリーランスになった人に反応をいただけたらすごく嬉しいです!仲間が増えるとやる気が出ます。

誰が言ったかフィルター

わたしはしばしば、発言そのものではなく発言者をもとにその発言の重要さを判断します。

自分が尊敬できる人やわたしもこうなりたいと思った人がいたら、ひとまずおすすめの本を尋ねます。そうして教えてもらった本を読む理由は、ただひとつ、「その人がすすめるから」です。わたしにとってのその人のブランドが大きいということなんですね。本は大抵おもしろく、わたしは自分の人を見る目を再確認して悦に入ります。本がおもしろくなかった場合でも、「おもしろく感じないのはわたしのレベルがたりないせいだ」と考えてしばらくふんばります。

だれが言ったかを重視するのは人が当然のようにもっている考え方です。だからブランドや信頼が生まれます。。

しかしこのフィルターにより、大事なものを見のがす恐れも発生します。自分と考え方が合わないひとでも、自分にとって有益な情報をくれるかもしれません。いや、自分と考え方が合わないひとこそ、有益な情報をくれるのだと思います。

情報の価値を構成する要素のひとつは、情報の守備範囲の差によって生じます。自分の知っている情報は教えてもらう必要はありません。もう知っています。でもその中に自分の知らない要素があれば、その情報は自分にとって価値があります。さらに、自分のまったく知らないことは、自分にとってさらに価値がある可能性があるのです。

誰が言ったかフィルターをときに意識してはずし、自分にとって有益な情報を手に入れましょう。視野を広げましょう。