自分が頑張る原動力
わたしが頑張る原動力は、「妹にかっこいい姿を見せたい」という思いです。
わたしには2歳下の妹がいます。わたしは生まれてから大学2年で一人暮らしを始めるときまで、ずっと妹と一緒でした。
妹は小さい頃から運動と早起きが得意で、友達がたくさんいました。わたしには食べられなかったチョコレートも食べることができました。
いっぽうでわたしは、勉強ができたし手先が器用だったけれど、妹が得意なことはどれも苦手でした。わたしは自分にはできないことがいろいろできる妹に対して敬意をはらっていました。
そんな妹ですが、やっぱり2年年上なので2年分わたしのほうが知識や経験で上回っている部分もあり、そういうときに妹にわたしの知っていることを共有するととても喜んでくれました。妹が納得してくれたり、前向きな行動に向かったりすると、わたしはすごく報われた気持ちになりました。
妹にとってかっこいい姉でありたいという気持ちは、今でもずっともっています。わたしが迷ったときの判断の根底には、「この判断をして、かっこいい姉でいつづけられるのか?」という問いがあったことに気がつきました。妹と自分の関わりをもっと自覚していくことで、もっともっとわたしにはわかることがありそうです。